勤務地まとめ (技術系,配属割合、業務状況など)

メーカー等の理系/技術系の勤務地をまとめたものです.配属割合等の情報は社員の方から直接頂いています.情報提供をお待ちしております、情報募集用ページをご覧ください.情報を別サイトにて使用する際はknmchmtm@gmail.comまで連絡をお願いします.

「特別編2」読めば落ちるわけがない就活 その2

*この記事はあくまでもこれは個人の意見です。

前回のまとめ 

「雇われる側の視点で就活を語っては何も始まらない」
てなわけで雇う側に立って話を進めていきます

 

kinmuchimatome.hatenablog.com

 

あなたは御社の社長です

あなたは社長です。この採用ゲームのやり方は下の記事にまとめておきます。

 

ここの場合技術系のブログなので大手メーカーの社長としましょう。

まずここで質問。

「社長!なぜ人を雇うんですか?」

人が足りないからですね。当たり前すぎる。しかしこれは超重要です。人員を募集している企業は全て人が足りない(と思っている)のです。

どんな人が欲しいか

人が足りない人ことは話しました。では早速採用していきましょう。基本的なメーカーの人員は

1.何を作るか考える人(幹部、企画職)
2.モノの作り方を考える人(研究職、生産技術職等)
3.実際にモノを作る人(技能職等)
4.作ったものを売り、ニーズを持ってくる人(営業)
5.人員を管理する人(人事、各職種管理職等)
6.お金を管理する人(事務職等)

ですね。ではそれぞれどういう人が仕事ができる人なのでしょうか。例をあげていきましょう。当然ながらこれが全部じゃないです。

何を作るか考える人(幹部、企画職)


世間の動向に詳しい人、それを踏まえた戦略が立てられる人。

CEOが他のところから引き抜かれるみたいなことは多々あります。なぜなら世間の動向に詳しいし実際に戦略を立てて成功した実績があるから。日本だとローソンの社長がサントリーの社長になったりしてますね。これは社長に求められることが社内とほぼ関係ないことを示しています。当然叩き上げで社内に精通した社長もいるでしょうがそれよりも上に挙げた2つのほうがはるかに重要です。会社の利益を大きくすることに重きをおいた場合社員への情がデメリットになることすら多いです。ちなみにメーカーの採用では新卒採用時に将来の幹部候補となる1~3人をすでに決めているようです。

メーカーの企画職は既存のものをどう扱うかなので大それたアイデアはなくても仕事は回ると思います。メーカーで新しいことを生み出すのは研究の仕事なので。

モノの作り方を考える人(研究職、生産技術職等)


根気がある人、単純に能力が高い人、情報通(他人の結果をよく勉強する人)

研究とは運です。各所から怒られそうですが研究とは表が出るまでコインを投げ続けるゲームみたいなもんです。3要素を上に挙げましたが

根気のある人=コインを投げ続けられる人
単純に能力が高い人=コインを投げるペースが早い人
情報通=余計なコインを投げない人

と言えるでしょう。この能力を多く高く持っている順に採用したいですね。ITとかのエンジニアとかもこっちですかね。あとこの職種でよく言われるクリエイティブな人材についてですが、会社として新しい技術の開発に注力しているところであれば多く取りますし、期待できる新技術がすでにあるとこだとそこまで募集してなかったりしてるかもしれません。詳細は知りませんが。

実際にモノを作る人(技能職等)


言われたことをミスなくちゃんとできる人

実際にモノを作るにあたって重要なのが、同じものを確実に、マニュアル通りに作ること。そういう意味では女性って力仕事や汚れ仕事さえなければ工場勤務向いてると思うんですよ。モチベーションさえ満たせてあげられれれば残業少ないし自分で考える必要がないからお互いのニーズは一致している気がする。大体の男って余計なことしかしないでしょ。絶対に工場員にスティーブ・ジョブズ雇いたくないですもん。

作ったものを売り、ニーズを持ってくる人(営業等)


人の信頼を得られる人

まあその通りでしょうよ。売買とは損得と信頼。信頼のある会社のものは売れるし信頼のある営業が持ってくるものは売れます。営業といえばコミュニケーション上手のイメージですが信頼を得られれば別に喋りは上手くなくていい。しかし、現状日本を動かしているのおっさん達の性質を考えると信頼を得るために酒やゴルフを通じたコミュニケーションは非常に重要でしょう。

人員を管理する人(人事、各種管理職 等)


人を見る能力があり、それぞれ適した仕事を振れる人、情に流されない人

特に前者は人事には必須の能力といえます。管理職の場合はゆっくり人を知っていけばいいが人事の場合数字と少しの面談の時間だけで人を判断しなければならない。あと情に流される奴は非効率な配置をしうるので社長としては人員を管理する人にしたくないです。

お金を管理する人(一般職等)


ミスがない人、裏切らない人

基本的にはさっきの技能職と同じです。というか同じ枠に入れていいまである。 

今回の採用条件

 

いままでのまとめとしてそれぞれの職種で採用したい人を下に示します。

企画職:世間の動向に詳しい人、それを踏まえた戦略が立てられる人
研究職:根気がある人、単純に能力が高い人、情報通
技能職:言われたことをミスなくちゃんとできる人
営業職:人の信頼を得られる人
人事職:人を見て仕事を振れる人、情に流されない人
一般職:ミスがない人、裏切らない人

はい決まり!!!!!と行きたいが実際はそうは行きません。

ここでまだ話していない非常に重要なことがあります。続きは次章。